血と汗ほとばしる、師弟のぶつかり合い。究極の熱血映画『セッション』!

セッション』は2014年にアメリカで作成された映画で、アカデミー賞3部門獲得したことでも知られる名作映画です。
監督はデミアン・チャゼル、最新作『ラ・ラ・ランド』が快進撃を見せている、その人です。
ロマンチックなミュージカル映画として多くの人を魅了した『ラ・ラ・ランド』とは違って、『セッション』は血と汗ほとばしる、師匠と弟子、男同士のぶつかりあいを描いた熱血映画です。
ジャズドラマーを目指す主人公が、音楽学校の鬼教師と出会い、ぶつかり合い、ドラマーとして狂気を帯びていく様を描いた物語です。
『ラ・ラ・ランド』が女性的なら『セッション』は非常に男性的な映画です。
とにかく熱量がすごいのです。オープニングからラストまで、ずっと引き込まれてしまいました。
まるで『フルメタルジャケット』のハートマン軍曹のごとく、楽団員を叱咤する超スパルタ鬼教師、その鬼教師と出会ってドラム狂いになっていく主人公。どちらも狂気に満ちていて、表情のひとつひとつを見逃せず、画面にくぎ付けになってしまいます。
正直、主人公も鬼教師も、共感できるキャラクターかと言われればそうではないし、絶対私の周りには居ないでほしいタイプですが(笑)、でもこの二人の狂気には本当に圧倒されてしまいます。
ラスト9分19秒の衝撃、と謳われていますがまさにその通りでした。息をするのも忘れてしまいそうな、胸を奮わせるラストシーンが待っています。
ラストカットからエンドロールへの入りが完璧で、何度も見てしまっているくらいお気に入りです。
かなり熱量がすごくて、言うなればスポ根的映画なので見るにはエネルギーが要りますが、見ている私の闘志も奮わせてくれるような究極の熱血映画なので、愛すべき映画の1つです。