自分に子どもが生まれたら絶対に観たい映画があります。
それは「ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜」という作品なのですが、フジテレビが制作に携わっているので、ひっそりと隠れキャラが登場したりする作品でもあります。
いつの間にか物がなくなっていたという経験誰しもが持っていると思うのですが、その失くしてしまった物がどこに行くのかというと、それは「ホッタラケの島」という場所です。
主人公の遥も、母親との思い出が詰まった手鏡をどこかにほったらかしたままにしていて、それが見つかるようにと神社へお参りに行きます。
そこでキツネのテオと出会い、偶然にもホッタラケの島へ迷い込んでしまうのでした。
ホッタラケの島で暮らす住人は人間たちがほったらかしにしてしまったものをもらって暮らしているので、遥の手鏡も誰かが持っているのではと探すことになります。
その探す旅の中で、昔大切にしていたぬいぐるみのコットンと出会うのですが、捨てられたと感じているコットンは遥のことを憎しみの目で見ます。
ちょっとトイストーリー的な感じもあるのですが、衝撃だったのは、コットンが捨てられたと思っていた遥を守るために自分の身を犠牲にするところです。
このシーンがものすごく強く印象に残って、この作品を観てからはモノを大切に使おうと思うようになりました。
だから、自分に子どもが生まれて、成長した時に物の大切さを伝えるためにこの映画を観たいなって思います。
トイストーリーとは似たようなテーマなのですが、日本らしい雰囲気もあり、より心にくるストーリーになっていると思います。
ぜひ、家族で観てもらいたい作品です。